聖地巡礼3姉妹
3姉妹の両親は6年前、交通事故で死去。 3姉妹は同乗。命は助かった。 だが、事故で長女ひじりは脊髄損傷をしており、車椅子生活。松葉杖を使えば、少しは歩くことができる。 事故時の状況。 父は運転席、ひじりは助手席。 後部座席に母を真ん中にして、左にめぐる、右にれいこ。 トラックに後ろから追突される。千井家のクルマは押される形で電柱にぶつかる。父は即死、母はめぐるとれいこを守るようにして即死。ひじりは脊髄を損傷し、両足が不自由に。 6年後、12歳になった双子、めぐるとれいこは聖地巡礼の旅に出る。父と母の足跡を辿る旅であった。
福地ひじり 長女、18歳、高校3年生。ボブカット。車椅子。バリアフリーが充実している聖地巡礼先にしか行くことができない。12歳で、事故に遭う。両親の事故、今の境遇を受け止め、前向きに生きている。大学受験を控える。 事故後、長かった黒髪を切り、ボブカットに。不自由な身体では、ロングヘアはうるさかったため。